日記

Mフェア2024

こんにちは!二年生・バリトンの本間賢人です。今回は昨年、2023年に入団いたしました我々151代が初めて企画運営させていただいた演奏会のご報告です。

去る3月5日(火)に聖心女子大学内の宮代ホールにて聖心女子大学グリークラブの皆様とのジョイントコンサート「ミュージックフェア」(通称:Mフェア)を開催しました。毎年春先に行われるMフェアはその前年に入団した慶應義塾、聖心女子両大学の一年生がワグネルでの1年間の活動の集大成として自主的に企画・練習し、聖心グリークラブ様の一年生と共演させていただくイベントです。コロナ禍によって数年間、開催することができませんでしたが。昨年春より再開し、今年は昨年のノウハウを活かして開催することができました。

コンサートは双方の塾歌・校歌「若いいのちよ」を歌うエール交歓から始まります。続いての聖心グリークラブの単独ステージではSEKAI NO OWARIの「サザンカ」が披露され、弊団からも伴奏で二年生(現三年)の先輩が参加されました。少人数ながらもピアノに負けず力強く、時には優しく歌い上げる聖心グリークラブ一年生の皆様のメリハリある歌声に大変感動しました。

ワグネル男声の単独ステージでは、一年生学生指揮者の指揮で、「Slavnostni sbor」を演奏しました。この曲は昨年7月に行われた新入生演奏会でも歌った思い入れの深い曲で、1年間の締めくくりにワグネルを通して様々な経験を一緒にしてきた同期のみんなと演奏できたことはとても感慨深いものでした。

さらに演奏会は続きます。クライマックスの合同ステージでは両大学合唱団合同で「信じる」「言葉にすれば」の混声合唱曲、2曲を歌唱しました。この2曲はそれぞれ2004年、2007年のNHK全国学校合唱コンクールのために作曲家の松下耕氏(後者はゴスペラーズ・安岡優氏との共作)が作曲したという共通点のある作品です。中学校や高校の合唱コンクールなどで歌った経験のある方も多いのではないでしょうか?普段は女声合唱、男声合唱をしている我々にとって、混声合唱は慣れないところ、難しいところもありましたが、指揮を担当した弊団一年生学生指揮者との綿密なリハーサルによって不安を一つ一つ解消することができ、本番では満足のいく演奏ができたと感じています。

当日は大変嬉しいことに、弊団の先輩方だけでなく聖心女子大学グリークラブからも多くの先輩方が足を運んでくださり、まだまだ未熟ながらも両校の一年生が1年間で成長した勇姿を見ていただけました。現在、新歓で152代の後輩を23人も迎え入れ、我々も遂に先輩と呼ばれる立場になりました。技術面・精神面共にこれからもさらに成長していく151代にご期待ください。

最後になりますが、開催にあたり、ご支援いただきました150代Mフェア担当の先輩と聖心女子大学グリークラブの皆様にこの場をお借りして深く感謝申し上げます。