日記

第68回 東京六大学合唱連盟定期演奏会

2年ベースの江坂健太です。去る5月12日、ワグネルは東京芸術劇場で開催された第68回東京六大学合唱連盟定期演奏会(通称東京六連)に出演しました。
ワグネルは単独ステージで「Colors~ラトビアの人と風景~」と題して、ゴールデンウィークに金沢の音楽祭でも演奏した、ラトビアの作曲家の曲を4曲演奏しました。指揮は常任指揮者の佐藤正浩先生でした。ラトビア民謡、現代宗教曲、グラスハープを使う曲など性格の大きく違う4曲をお客様に楽しんでいただけたと思います。私は単独ステージの解説文を書きました。皆さまがラトビアの色を感じる助力になっていれば幸いです。
合同ステージは、谷川俊太郎作詩、松下耕作曲、男声合唱とピアノのための『この星の上で』を指揮は高嶋昌二先生、ピアノは水戸見弥子先生で演奏しました。高嶋先生は大阪府立淀川工科高等学校教諭としてグリークラブを創立し、初心者の多かった生徒たちを、コンクールの全国大会の常連にまで導いたことで有名な合唱指揮者です。日本語の歌い方に対するこだわりには、これからのワグネルの音楽づくりに資するものがありました。
次回ワグネルが出演する大きな演奏会は、2019年6月22日(土)にすみだトリフォニーホールで行われる第68回東西四大学合唱演奏会(通称東西四連)です。
単独ステージでは男声版委嘱初演となる、竹久夢二作詩、森田花央里作曲『青い小径』を指揮は雨森文也先生、ピアノは平林知子先生で演奏します。男声版初演の名誉に恥じぬ演奏ができるよう練習に励んでいきます。