151代四連ステージマネージャーの村上真幸です。去る6月27日、我々は京都コンサートホールにて第75回東西四大学合唱演奏会を開催いたしました。
単独ステージでは、第1ステージにて作詩: 谷川俊太郎、作曲: 新実徳英、男声合唱とピアノのための『ことばあそびうたII』を指揮:佐藤正浩先生、ピアノ:前田勝則先生により演奏いたしました。本組曲は、音楽監督である佐藤正浩先生が会津高校時代にワグネルと共演した際に演奏しており、先生とワグネルとの関係の始まりともいうべき曲を披露いたしました。色彩豊かな第三曲「たそがれ」から強烈なエネルギーある第四曲「さる」への移り変わりは圧巻で、規則で躍動感あふれる世界へと惹きずり込まれていきます。曲の歌詞は短いながら、言葉の繰り返しや組み合わせによってユーモアや表現を感じさせる音韻性に虜になるような作品です。先生との練習の中でも繰り返しの言葉一つ一つの意味を変えたり、逆にあえて無機質にしたりといった表現の指導をいただき、京都コンサートホールでは日本語的にも音韻的にも心地良い演奏をお届けできたのではないかと思います。
合同ステージでは、作詩: みなづきみのり、作曲: 信長貴富、男声合唱とピアノのための『帆を上げよ、高く』を指揮: 伊東恵司先生、ピアノ: 水戸見弥子先生により演奏いたしました。ご存じの方も多いかと存じますが、本組曲はなんと伊東先生ご本人が「みなづきみのり(ペンネーム)」として携わり、同志社グリークラブの110周年を記念して作成されたものです。終曲の「帆を上げよ、高く」では未熟さ・稚拙さ・無謀さは、“いつかはこうなりたい”という夢を育てる力でもあることが表現されており、未来に向けて進む大学生が歌うことそのものに意味があったように感じます。アンコールでは「翼」、「響け彼方へ」を演奏いたしました。「翼」は同じく伊東先生がみなづきみのりとして作詩され、力をつけ自由に羽ばたいてほしいというメッセージが込められた作品です。「帆を上げよ、高く」から続くアンコールとして、我々若者が抱く大志、世のあらゆる困難に向かっていく心構え、また心意気を、より多くの皆様にお伝えできていれば幸いです。
次回の第76回東西四大学合唱演奏会は東京都、墨田区のすみだトリフォニーホールにて開催されます。今後とも後輩たちが継承していくこの演奏会をよろしくお願いいたします。

