日記

ワグネリアンの夏合宿~志賀高原

はじめまして! 経済学部経済学科1年、バリトンの安達栄作と申します。

さて、我々ワグネリアンは、8/26~8/31に5泊6日で、志賀高原に夏合宿をしに行ってまいりました。

バスに揺られ辿り着いた志賀高原は、暑く、狭く、息苦しい東京とは全く違った、広大な自然に澄んだ空気、涼しい(ちょっと寒い)気候でした。こうやってたまに日常から脱して自分を解放できる空間で、自然と共に歌を歌えることは幸せなことでした。

志賀高原

山に囲まれた広大な志賀高原

私1年生としては、合宿は、いつもやっている練習が1日に詰め込まれた、試練のようなものと思っていましたが、それは予想ととても反するものでした。というのも、もちろん練習は毎日に凝縮されているのですが、今年の定期演奏会で披露するミュージカルステージを監督していただきます、辻博之先生の練習は毎日心が踊るものであったということです。先生から発せられるパワーは凄まじいもので、私たちをいつも笑顔にしていただいて、練習をとても楽しむことができました。また、ただの練習ではなく、演ずるときに必要なことを学ぶために、ゲームをしたり、皆の前で1人ずつ演じたり…と、楽しみながらも私たちに今足りないものを教えていただきました。とても有意義な時間を過ごすことができました。

練習風景

辻先生によるゲームを用いた練習

加えて今回の合宿では、ミュージカルステージの練習は辻先生だけでなく、ピアノを弾いてくださる永澤先生、そしてドラムを演奏していただく昨年卒団されたOBの呉先輩がいらっしゃいました。合唱だけでは感じられない世界が広がり、音楽は実態のあるものとなりました。合宿のはじめの方の合わせでは、合唱がついていけず我々は崩壊していましたが、練習を重ねるごとに音楽が形となっていきました。
それから練習をしながらも、私たちの声を見ていただくために小貫先生がいらっしゃいました。レッスンでは我々はたくさんのことを学ぶことができました。

合宿では、やはり規則正しい生活が求められ、7:10に外に集まって、外の自然を感じながら体操を行ったあと、朝ごはんを食べるという1日のスタートでした。

また1日の練習の終わりには、BAD発表というものがありました。BADとは、合宿中にやってはいけないことをしたら、その人にそれ相応の量のBADポイントが課せられるというものです。寝坊やエレベーターの使用などで付いてしまいます。合宿係の3年生 仲順先輩と2年生 大高先輩が前に出て発表します。このコーナーは先輩お2人の判断がとても面白くて、個人的にはお気に入りでした。(笑)

自然と共に朝の体操

自然と共に朝の体操

最終日前日の夜に、「合宿お疲れ様でした!」という意を込めて宴会をやりました。そこでは毎年恒例の、パート劇というコーナーがありました。これは、各パートがこの日のこの宴会のために、合宿中寝る間を惜しんで、考え、練習したものでした。この企画は、私が想像していたものよりもはるかに面白いイベントで、心から楽しむことができました。結果は…私の属するバリトンが優勝しました! なんと5年ぶりだそうです。活躍できて良かったです…(笑) それにしてもどのパートも個性があって充分に楽しむことができました。こういう企画も、パートで団結できるいい機会であり素敵だなと感じました。

この合宿を通して、これから定期演奏会に向けて頑張ろう!という気持ちをつけることができました。先生や先輩、同期とのコミュニケーションもたくさんできて、ようやく我々1年生もスタートラインを切ることができそうです。先輩方を後押しできるよう、やることはやって頑張りたいと思います。非常に有意義な合宿でした。最後に、辻先生、小貫先生、永澤先生、呉先輩、それから合宿係の先輩方、本当にありがとうございました。 皆さんお疲れ様でした!

お疲れ様でした

お疲れ様でした