日記

新入生演奏会

 皆様、初めまして。149代ベースの千葉 洸之介(ちば こうのすけ)と申します。
 去る9月5日、目黒区中小企業センターホールにて新入生演奏会を開催いたしました。昨年度は感染症の影響で開催することができず、今年度に148代と149代合同での開催となりました。
 1stステージはカレッジソングステージと題し「慶應義塾塾歌」「若き血」、そして「我ぞ覇者」の3曲を演奏いたしました。受験期にYouTubeで聴いていた「早稲田を倒せ」という歌詞を歌うことができ、名実共に慶應義塾の、ワグネル・ソサィエティーの一員になれたのだという実感が湧いたステージでした。
 2ndステージでは149代団員が「柳河」「Ride the chariot」「斎太郎節」というソロパートの多い3曲を披露。サブ学生指揮者の南朔(147代)の巧みなリードの下、初めての単独演奏を行いました。私自身もRide the chariotにてソロを務めさせて頂きましたが、緊張した分歌い切った達成感は大きく、合唱の楽しさを肌で体感できたように思います。
 3rdステージでは148代の先輩方が「Soon Ah will be done」「八木節」「酒頌」を熱唱。演奏を終えた149代は客席にて観覧させて頂いたのですが、あまりの音色の美しさに感動いたしました。特に酒頌では、曲の最後に響く「乾杯」というフレーズが綺麗にホール全体に響き渡り、先輩方が培った音楽の荘厳さを目の当たりにしました。
 そうして両代の演奏が終わり、司会による終了のアナウンスも流れてお開きか、と思われたその時。146代セカンドテナーの髙橋伽徳が「ちょっと待った」と声楽家顔負けの美声で舞台上に現れ、4thステージの上級生演奏が始まりました。曲目は「秋のピエロ」「Slavnostní sbor」の2曲。前3ステージとは明らかに「格」が異なり、これがワグネルトーンなのかと、そう思わせられる演奏でした。ピッチ、デュナーミク、発声などなど何を取っても間違いない一級品。演奏を聴きながら、自分は今とんでもない名演を聴いているんだ!という興奮と、とんでもない合唱団に入ってしまった…と圧倒されるような気持ちが入り混じり、演奏終了後も一同、しばらく動くことができませんでした。しかし一方で「この演奏を超えたい!」という強い想いが芽生えたことも事実です。先輩や先生、OBの方々の演奏、指導を出来る限り吸収し、練習に励むことで新たな風をワグネルに吹かせたい、そう切願させられる程の演奏でした。演奏会は盛況の内に終わり、この演奏会での感動、そして演奏する楽しさが決め手となって、入団を決意した同期もいるほどでした。


 最後に、演奏機会が失われる中、開催にあたり尽力してくださった先輩や先生ならびに関係者の皆様、この御時世なかなか演奏会に足を運び辛い中、当演奏会までご足労頂いた皆様方に、心より御礼申し上げます。今後とも148代・149代ワグネル男声への温かいご声援の程、宜しくお願い致します。