日記

春合宿 in 2026

皆さま、はじめまして。152代バリトンの野本一熙と申します。

 去る2月12日から17日までの5泊6日間、私たちは千葉県の岩井にある大謙館で春合宿を行いました。今回の合宿の開催にあたり、手厚くサポートをしていただいた皆様やOBの方々に深く感謝を述べさせていただきます。

 合宿の序盤、1日目から2日目の夕方にかけては、六連で演奏する単独曲の学生練習を行いました。ドイツ語の曲を歌ったことのある団員も多かったのですが、外国語曲ならではの、発音と音程、リズムの全てを意識しなければいけないことに難しさを感じました。2日目の夜には福永先生がいらっしゃり、ドイツ語講座を開いてくださいました。ドイツ語の発音を発音記号から一つずつ丁寧に指導していただき、大変有意義な時間となりました。3日目の午前練習では、福永先生によるハーモニー講座が行われました。移動ド唱やハンドサイン、さらにはアプリを使ったハーモニーチェックなどを取り入れ、楽しみながら実践的な音楽の知識を学ぶことができました。その後は中日として、依頼演奏の練習や発声の練習を行ったり、休息を取ったりして過ごしました。

 3日目の夜練から4日目の昼練にかけては、いよいよ六連単独曲の先生練習が始まりました。事前の学生練習の成果やドイツ語発音指導を活かして練習に臨んだ結果、福永先生にもお褒めの言葉をいただくことができました。また、4日目の午前にはヴォイストレーナーの小貫先生をお招きし、個人の発声や全体の発声を見ていただきました。指導を通して、ドイツ語における子音の先出しや、母音を後ろに響かせて歌うことの重要性を改めて実感しました。4日目の夜練から5日目の昼練にかけては、四連の単独曲や六連の合同曲の練習に打ち込みました。

 また、4日目の夕食には魚の舟盛りが出され、新鮮で美味しいお刺身を皆でたくさんいただきました。これにより、団員の士気も大いに高まりました。

 全日程の練習後には団員の反省会が行われました。今回の合宿を通じて団員の絆が深まった一方で、自分たちの発声などの音楽的実力や、業務におけるチームワークに関してまだまだ課題が残っていることを再認識しました。そして最終日の朝、例年通り「岩井讃歌」と「若き血」を歌い、大謙館のスタッフの方々に感謝の気持ちをお伝えしました。

 この6日間を通じて見つかった課題にしっかりと向き合い、今後の六連、四連、そしてその先の定期演奏会に向けてさらに完成度を高めていきたいと思います。皆様方には、引き続きどうぞ私共を温かく見守ってくださると幸いです。改めまして、今回の春合宿開催に際してご協力いただいた方々に深くお礼申し上げます。