こんにちは。152代バリトンの野本一熙と申します。
10月に入り、夏に比べると暑さが和らいでまいりました。皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、私たちは8月31日から9月5日までの6日間、長野県の高天ヶ原ホテルにて夏合宿を行いました。当ホテルでの開催は今年で5度目となります。合宿に際し、準備から当日に至るまで多大なるご協力を賜りましたホテルの皆様をはじめ、関係者各位に心より感謝申し上げます。
初日、到着後まもなく、125周年記念演奏会で演奏予定のルネサンスの練習を行いました。パート練習や全体での合わせを重ねる中で、曲の美しさや難しさに直面する一方、歌う喜びを改めて実感し、その後の練習に向けて大きな原動力となりました。
2日目は定期演奏会に向け、委嘱ステージの「ミステリーズ」とアンコールの曲の練習を進め、4日目の福永先生の練習に向けた学生練習を行いました。委嘱ステージならではの面白さや独特なメロディーを歌う楽しさなどを感じる練習でした。
3日目は休養日とし、登山に挑む1年生、サマーコンサートの練習をする上級生、あるいは部屋で心身を休める学生と、それぞれ充実した時間を過ごしました。技術系の学生はこの中日において、先生練に向けた音取りの最終調整などを行い、研鑽を深めました。
また、3日目から4日目にかけてはボイストレーナーの小貫先生をお迎えし、パートや個人ごとの発声についてご指導いただきました。
4日目には前田先生と福永先生をお迎えして福永先生の練習があり、音楽表現の根幹に迫るご指導をいただきました。一音一音に対する意識が大きく変わり、音楽への姿勢を新たにする実り豊かな練習となりました。
5日目は午前中に再び福永先生の練習があり、お二人が帰られた後は、定期演奏会で佐藤先生が振られる外国語の曲を練習しました。その後、夜には総会や役職説明会、宴会で恒例のパート劇などが披露され、笑いと歓声に包まれながら互いの努力をねぎらい合う時間となりました。
今回の合宿を通じて、今後の演奏会それぞれに向けた課題や成長を感じることができました。この経験を糧に、より豊かな響きを皆様にお届けできるよう、一同より一層精進してまいります。
改めて、合宿開催にあたりご尽力を賜りました高天ヶ原ホテルの皆様、並びに関係者の皆様に心より御礼申し上げます。

